カード印刷をするには、印刷業者に頼む必要があると考える方もいるでしょうが、仕事で使う名札やショップカード、顧客用のスタンプカード等の印刷をするのに、自作でできる場合があります。カード印刷用のラベル専用紙が家電量販店やホームセンター、文房具店等で販売されていますので、利用すると作りやすいです。名刺にも使える厚手で高品質な用紙もありますし、和紙などの特殊な用紙や、写真印刷ができる光沢紙もあります。プリンターの種類によって使える用紙が違いますので、インクジェット用とレーザー用の用紙を確認して購入しましょう。
サイズはA4サイズに複数枚印刷するタイプが多いです。ラベル用紙のメーカーサイトでは、カード印刷の際に原稿やデザインができる専用ソフトが用意されている場合があり、利用者登録すれば自由に使うことも可能です。ソフトはパソコンに導入するか、ブラウザ上から利用するかどちらかになります。テンプレートが用意されていますので、レイアウトやデザインを最初から考えることなく作成できるのがメリットです。
ダイアログボックスに必要な文字列を入力し、マウスの操作で簡単に図や写真画像を入れることも可能です。印刷範囲や余白の設定も楽にできます。パソコンだけでなく、スマートフォンからの作成に対応しているアプリを提供している場合があります。メーカーで専用ソフトが用意されていない場合も、ワープロソフトを持っていれば、メーカーの型番を入れるだけで、印刷範囲や余白の設定が自動でできる場合があります。
文字列を入力する場合やイラストや写真を入れる場合は、テキストボックスや枠の挿入機能を利用してデザインをするといいでしょう。デザイン機能はワープロソフトに添付されている場合がありますし、ソフトやプリンターのメーカーサイトにテンプレートやデザインが用意されていることがありますので、積極的に利用することをお勧めします。